ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ 三上延 感想

ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延

殺人のないミステリーもいいですね!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

栞子さんの本の知識がすごい!
新潮文庫には紐の栞が付いていて色が何色だとか、全集がいろんなところから出ているとか、細かい知識が盛りだくさんでした!
さすが古書店の店主・・・!

栞子さんは頭が回る故に無意識のうちに相手を利用している?
志田さんが言っていたのはそういうことだったのでしょうか?
大庭の件も本をもう狙われないために五浦さんを利用した形でしたよね?
今回は五浦さんに見破られて反省している様子でしたから、今後は控えるようにするかな?

五浦さんはビブリア古書堂に戻りますかね?
最終面接もいい感じで、就職が決まりそうとのことでしたが、果たして・・・
五浦さんは栞子さんに惹かれていますし、最後の方では誘われた時を想定して悩む描写もありましたから、本当に誘われたら戻るのかも?

栞子さんは病室にいて話を聞いているだけですけど、綺麗に謎を解いていましたよね!
かっこいいです!
今後も後遺症が残って自由に歩き回るのは難しそうですから、五浦さんが外で話を聞いてきて、お店に残っている栞子さんが話を聞いて謎を解く流れになるのかな?

何で栞子さんは五浦さんをビブリア古書堂に誘ったのでしょう?
何か思うところがあって?
栞子さんのことですから、五浦さんが仕事をしていないと見破って声をかけたりしたのかな?
無職+体格の良さ+本の話を聞くのが嫌ではない=大庭をどうにかする計画に使える、とかって考えたりしていたり・・・?
いや、考えすぎでしょうか・・・
でも、志田さんの言葉が頭を離れない・・・

栞子さんは本が好きというより、古書が好きなのかな?
古書を守るためとはいえ、復刻版の本を燃やしていましたよね?
本が好きならたとえ新品でも燃やす以外の方法を取ったんじゃないかな・・・
それか、思い入れのある古書と本が好きという気持ちを天秤にかけた結果、思い入れのある古書を取った?
そのためには本を燃やしても仕方がないって考えたとか?

栞子さんは五浦さんが仕事を辞めちゃって本も読めなくなるほどショックだったのです・・・?
心配した文香さんが五浦さんに電話するほどですから相当ですよね?
本の話を喜んで聞いてくれる五浦さんに心を許し始めている様子でしたから、実際五浦さんのことをかなり気に入っていたのかな?
ん、本が読めなくなるほどショックを受けているというパフォーマンスを文香さんに見せて、五浦さんに電話するよう仕向けたとか・・・
なにもかも栞子さんの手の内なのではと考えてしまう・・・

In the following pages, translation by ChatGPT.

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