悼む人 天童荒太 感想

悼む人
天童荒太

目頭が・・・
目頭が・・・

以下、ネタバレを含んだ感想となります・・・

ううう、ずっとうるうるしていました・・・
巡子さんが亡くなる前に静人さんが戻ってこられたのです?
そうであってほしいな・・・

最後の方で坂築家を訪れた蒔野さんは巡子さんの見た幻覚だったのでしょうか・・・
隣の部屋にいた美汐さんが気付かないってことはなさそうな気もしますし・・・
じゃあ、蒔野さんの目は治っていないということに・・・

静人さんはあのまま旅を続けるのでしょうか?
資金的にずっと旅を続けられるわけじゃないですよね?
既に旅は5年ほどしていて、10年は大丈夫って言っていましたから、あと5年?
資金が尽きたら、さすがに戻ってきますよね?
その後は就職?
倖世さんに実家の住所を伝えていましたし、旅の後に再会してそのまま結婚。
惹かれ合っていた二人ですしし、そういう流れになったら嬉しいな・・・

静人さんの資金が尽き掛けたら、ノートを本にするのはどうですかね?
印税とかで旅を続ける資金を確保できそうな気も?
「悼む人」の行為が既に賛否両論。
本にしても同じかもしれませんから、それなりに売れそうな気も・・・
でも、静人さんが有名になったら邪魔とかが入る可能性も・・・
それでも、旅を続けられるならいいってなるかな・・・
あ、邪魔だけじゃなくて静人さんの行動に賛同してスポンサーとかも出てくるかも?
そしたら、そのうちキャンピングカーとかも買えて、多くの人を悼みやすくなったりしないかな?
キャンピングカーを買えたら静人さんと倖世さんの2人で旅もしやすくなりそう!
っていうのは妄想が過ぎますかね・・・?

表紙がちょっと怖い・・・
何かの像・・・?
あ、目次のあとに『カバー彫刻 舟越 桂 「スフィンクスの話」』って書いてありますね?
悼む人と何か関係があったのかな・・・?
それとも天童さんが好きとか?
んー、人目を惹く表紙ではありますから、もしかして、そういう理由とか?

登場人物たちがその後どうなったか気になる・・・
続編とかないのかな?

「悼む人 天童荒太 感想」への2件のフィードバック

    1. なんと!
      現実に本として発売されていたのですね!
      静人さんありがとうございます!
      読んでみます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です