スロウハイツの神様㊦ 辻村深月 感想

スロウハイツの神様㊦
辻村深月

ああ、素晴らしい作品でした!
点だった情報がつながって線になると気持ちがいいですね!
たしかにチヨダ・コーキはスロウハイツの神様です!

以下、ネタバレとかもあったりします!

上巻の最後に届いていたのはダークウェルの原稿だったようですね!
後にコウちゃんがその原作者である幹永舞は自分だといっておりましたが、実際はどうなのかな?
狩野が自分は割とお金持だといっていて、暗い内容の作品を書いているような描写がありましたから、実は狩野が幹永舞なんじゃないかな・・・?
一応隠していたのは黒木さんと打ち合わせの上だったらしい?

あと鼓動チカラは加々美さんだったようです!
コウちゃんの部屋に入り浸ってましたし、不可能ではないのでしょうが、なかなか大胆なことをしますね・・・
これも黒木さんの差し金らしいです!
何でも黒木さんが絡んでますね・・・
スロウハイツは芸術家の家ですが、黒木さんはブランド創造力がすごいのかも・・・

環がコウちゃんのことを好きらしい?
絶対に手の届かない相手だからあきらめていたらしいです!
でも、環が実は「コーキの天使ちゃん」で、コウちゃんは環のことが好きらしいですから実は両想いってことになりますよね・・・?
お二人にはぜひ一緒になってほしいような?
そういえば、スーは結局正義とよりを戻しませんでしたね!
うーん、また一緒になってくれたら嬉しかったような気もしますが、ちょっと残念・・・

最終的にスロウハイツの面々はみな成功または幸せになっているようですね!
あ、加々美さんは・・・ノーカンかな・・・?
ちょっとヒヤヒヤする部分とかもありましたが、ハッピーエンドだったのでよかったです!

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