マトリョーシカ・ブラッド 呉勝浩 感想

マトリョーシカ・ブラッド
呉勝浩

これは・・・傑作です!
素晴らしい作品でした!
ゾッとする部分もありましたし、かなりの良作だと思います!

以下、ネタバレを含みます!

臼杵さんは生森さんに対して異常な愛情を見せてましたし、林さんも臼杵さんのために脅しのネタを提供したり、歪んだ愛情が連鎖して今回の事件が発生したってことなのかな?
最終的には臼杵さんも生森さんも死んじゃいますし、当事者のほとんどが死んじゃったことになりますね・・・?
あと最後の一文、「死因は心不全とみられている。」という文章にはゾッとさせられました・・・
ああ、今西さんもヴァニラを使われたのですね・・・
真相がどんどん闇に葬られていく・・・
そうなると彦坂さん、六條さん、辰巳さんもかなり危ないんじゃ?

最初は仲の悪かった刑事たちが最終的に手を組むという展開はかなり熱いですね!
各々が持っている情報をつなぎ合わせて推理していく流れが素晴らしかったです!
遂に真相にたどり着きましたね!
ただ、真相にたどり着いたからと言って解決したとは言えないような・・・?
そういえば、結局坪巻くんは井岡さんから聞いたお話を記事にしたのかな?
ん、警察の失態に関する記事を書いたら坪巻くんも消されちゃう・・・?
闇が深い・・・

この狂気を感じる表紙が好きです!
作品内で重要な涙目のマトリョーシカが描かれてますね!
雰囲気はかなり怖め・・・
だから好き!

■帯の紹介
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神奈川県警と警視庁のはぐれ刑事たちが手を組んで迫る
巨悪の闇とは!?
山中の白骨死体、
傍らのマトリョーシカ、
その中の謎の薬物・・・。
辿り着いた真実が、次の謎を呼ぶ。
驚愕の入れ子ミステリー!
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確かにどんどん謎が浮上する素晴らしい作品でした!
神奈川の地名とかぼちぼち出てきてましたし、神奈川県民の方は読みやすいかも?

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