祈りの幕が下りる時
東野圭吾
謎を追っていくっていいですね!
真相がどのようなものなのかわくわくして読めます!
以下、ネタバレを含んでおります!
浅居さんが犯人でしたか・・・
浅居さん犯人説がずっと濃厚でそれはミスリード、実は違うのでは・・・
なんて考えていたら浅居さんが犯人でしたか!
うぐ、勘繰り過ぎた・・・
ミステリーは難しいです!
でも、だからこそ楽しい!
後から聞いた話なのですが、実はこれってシリーズものだったらしい?
調べたみたら加賀恭一郎シリーズの10作目がこの「祈りの幕が下りる時」という作品らしいです!
この前に9作品もあったのですね・・・
加賀さんの推理はすごかったですし、一作目から読んでみようかな・・・
最初はお母さんのお話から始まり、どういう流れになるかと思いきや殺人事件!
身元が分からないと警察の方も手こずるみたいですね!
こうやって捜査をかく乱していくのですか・・・
浅居さんのお父さんはかなりやりますね・・・
特に関係なさそうなホームレスの焼死体からよくあそこまでつなげたものです!
やっぱり探偵は特別な才能が必要なのかも?
途中までは苗村先生があの焼死体なのかもと思っておりましたが、まさかの父親でした!
しかもとっくに死んだと思われていた父親・・・
他人になりすますのももしかしていろんな方法がある・・・?
勝手に離婚が出来たり、住民票だけ手に入れれば人様になりすませたり、抜け道って案外あるものなのですね・・・
浅居さんのお父さんは明確な殺意を持って二人殺しておりますが、浅居さん自身は意図せず人を殺してますよね?
この場合ってどうなるのでしょうか・・・
横山さんはちょっと無理やり感がありましたし、正当防衛とかになり得るのかな・・・
もし仮に自首して裁判になっていたらどのような罪になるのか・・・
それとお父さんを殺したのは?
あれもお互い同意の上ですし、どうなるのでしょうか・・・
親殺しってかなり重い罪だったような・・
実際どうなのかちょっと調べてみたら、昔はそういう規定があったようですが、今はないみたいですね!
ということはそんな重い罪にならない?
いや、自殺幇助ってありませんでしたっけ・・・?
ん、知らないことがたくさん・・・
東野圭吾さんの作品はいつも面白いです!
他の作品も読んでみようかな!