本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第四部 貴族院の自称図書委員Ⅷ 香月美夜 イラスト:椎名優 感想

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
第四部 貴族院の自称図書委員Ⅷ
香月美夜
イラスト:椎名優

面白い!
本好きの下剋上はいつも続きが気になります!
ああ、素晴らしい作品です!

表紙がもの悲しい感じ・・・
フェルディナンド様がアーレンスバッハへ行ってしまうのですから、そうなりますよね・・・
ローゼマインの悲しい気持ち、よくわかります!

プロローグはメルヒオール視点でしたね!
メルヒオールもかなりローゼマインに心酔している様子・・・
物心ついたころから身の回りにある物がお姉さまが作り出したものだと知ったら尊敬しちゃいますよね!
そして容姿もかわいらしい!
ヴィルフリートとはあんまり似ていないかな?
雰囲気的にはヒルデブラント王子にちょっと似ている気がする!

この作品はいろんなことが並行して進んでいるイメージです!
印刷業の方も進めて、神殿関係の仕事も進めて、貴族院の予習をしたかと思ったらアーレンスバッハの人たちが訪ねて来たり・・・
ローゼマインのリアルな人生が描かれているイメージ!
こんなにもいろいろなお話を並行して進めているのに香月さんは混乱しないのかな?
もしや年表的なのを作っていたりしているのかな?
制作状況がちょっと気になる!

フェルディナンド様はアーレンスバッハへ行っちゃうし、ローゼマインもそう遠くない未来には結婚しますから、色々引き継ぎが大変そうですね!
後継者育成も楽じゃない・・・
んー、リアルでも後継者は早め早めに選んで育成していった方がいいのかな?ってことをちょっと考えちゃいますね?

何も事件が起こらない巻ってないような・・・?
そしてその事件の中心にはいつもローゼマインがいるような・・・
ユンゲルシュミットとは別の常識を持っているローゼマインですし、台風の目になるのはしょうがないのかも?
ローゼマインの人生は波乱万丈!

アーレンスバッハというか、ゲオルギーネ様は何か企んでますね・・・
アウブ・アーレンスバッハがもうすぐ死んじゃうって言うのもゲオルギーネ様が毒を盛ったりしてるんじゃ・・・
あ、この世界では自分が毒見をしてから相手に食べてもらうから毒を盛るのは厳しいかな・・・
ディートリンデは特に何も知らされていないようですが、利用されてそう・・・
それとフェルディナンド様のことを救ったと考えているようですが、これもまた足元をすくわれそう・・・
次巻が第四部の最終巻とのことですが、アーレンスバッハは何か起こしそう・・・
さらにはローゼマインの境遇も変わるってことですよね?
第一部は兵士の娘、第二部は神殿の巫女見習い、第三部は領主の養女で、第四部は貴族院の自称図書委員と来たら第五部では何になるのかな?
どんどん境遇が良くなっていくことを考えると、王族とか・・・?
さすがに飛びすぎかな・・・
グルトリスハイトがあれば王様になれるみたいですから、不可能ではないのかも・・・?
うう、続きが気になります!

ローゼマインの心の声って好きです!

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