幸せカナコの殺し屋生活 4 若林稔弥 感想

幸せカナコの殺し屋生活 4
若林稔弥

ああ、切ない・・・

以下、ネタバレもあります・・・

好きな人を殺すというのは相当に辛いです・・・
恋は楽しいばかりではないのですね・・・
カナコさんにはどうか幸せになってほしいです!

ふーむ、カナコさんは結構絡まれることが多いような・・・
どうしてでしょうか?
話しかけやすいオーラとか出ているのかな?

唐突に切れる竹原さんルート!
でも、竹原さんには大森さんがいますもんね?
それに殺し屋と刑事・・・
あ、そういう設定の作品とかあったら面白そう!

結局殺し合いになってしまいましたが、細見さんもカナコさんのことが嫌いだったわけじゃないんですよね?
むしろ好きだったのでは・・・
殺される直前に何か言いかけてましたし、お互いに惹かれ合っていたのに片方が死ぬしかないだなんて・・・
そんなの・・・
う、これはつらたんです・・・

何で幸せ青汁がたくさん・・・
殺されかけた時のことを覚えていて何か秘密があると思っている・・・?
まさかですよね・・・?

カナコさんはクズじゃないと思います!
でも、確かに殺し屋ではあるんですよね・・
相手が殺されるようなことをしているとはいえ、殺された人にも家族がいたり、大事に思われていたりなんてことも・・・
そう考えると殺しはやっぱりよくないのかも・・・
んー、カナコさんが働いている会社では、基本的に事故死や自殺に見せかけているようですから、殺しだとはばれないから天罰が下ったとか、因果応報とか思われているのかな?
でも、結局その人が死んじゃって悲しむ人もいるんですよね?
依頼があるのですから、その人の死を望む人が確かにいて、誰かを喜ばせる仕事でもあるのでしょうが、同時に誰かを悲しませる仕事でもある・・・
ああ、これは悩ましいです!
カナコさんもお母さんに自分の職業を言えないということは、法を犯している後ろめたさなどもあるのでしょうし、自分のことをクズだという気持ちも分からなくはないですが・・・
それでも、私は優しいカナコさんのことをクズだとは思いませんし、好きです!

かなしいシーンではありますが、カナコさんが細見さんを殺すシーンはなんだか好きです!
涙を流しつつも、好きな人を殺す。
ちょっとウルってきますね・・・?

カナコさん、立ち直れますよね・・・?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です