小説 天気の子 新海誠 感想

小説 天気の子
新海誠

映画が面白かったので小説版も買ってみました!
映画には映画の、本には本の良さがありますね!

以下、ネタバレを含みます!

■君に聞いた物語
プロローグでいきなり三年後の世界!
小説版では帆高の回想という形のようですね!
映画版を観ずに小説から読んでいたら意味深なプロローグになってましたね!
映画版から観ても、小説版から読んでもどちらかからでも楽しめる構成になってそうです!

■島を出た少年
最初の方は悲壮感が漂っております・・・
須賀さんにはたかられるし、仕事は見つからないし、住むところも見つからないし・・・
途中から漫画喫茶に泊まるのもやめていたのですね・・・
あのタイミングで陽菜と会えなかったらどうなっていたか・・・
本当に会えてよかったです!

■大人たち
短い!
そして、夏美さん視点が多かったように感じます!
どんどん仕事に慣れていく帆高を見ているとなんだかワクワクします!

■再会・屋上・輝く街
陽菜との再会!
帆高が拳銃を持ち出すシーンはドキドキしました!
映画で一回観ていてもちょっとハラハラしますね!
ふと思ったのですが、セリフって基本的に同じなのかな・・?

■100%の晴れ女
陽菜が年齢を偽っているとはいえ、学生だけでビジネスってできるのかな・・・?
というかサイトを作っちゃう帆高はすごい!
須賀さんのところで培った技術かな?
それとも元々そういうのが得意?

■天気と人と幸せと
この題名好きです!
語感がいい!
新海さんは言葉選びが上手いのかも!
晴れ女の評判もどんどん高まっていっていい感じ!
浴衣+美人さん+好きな子+花火では、帆高が陽菜に見惚れちゃう気持ちもわかるような気がします!

■空の彼岸
須賀さんの会社の企画で何が通ったかって映画版では分からなかったような?
精力剤の企画だけが通ったようですね!
あ、そもそも精力剤の企画って映画版に出てましたっけ・・・?
ん、天気の巫女が命を捧げるとどうして天気は回復するのでしょうか・・・?

■発覚
須賀さんと夏美さんの関係はおじと姪だった!
作中でも実は言っていたのかな・・・?
全然気づきませんでした・・・
あと須賀さんのお子さんの名前が何だったかなって考えていたら、萌花(もか)ちゃんでした!
それと須賀さんと夏美さんの家族構成もちょこっと知れました!
須賀さんの家は代々地方議員だったみたいです!
須賀さんのお兄さんがすごい優秀だったので、須賀さんへのプレッシャーもすごかったとか!
あと須賀さんのお兄さんが夏美さんのお父さんでもあるみたいです!
このあたりの設定は映画で言っていなかったような・・・?
それか私が聞き逃していただけかも・・・

■最後の夜
追われるとハラハラしますね!
この先の展開がわかっていてもハラハラドキドキです!
あと帆高たちが泊まったホテルってラブホテルだったのですね・・・?
子どもだけでも泊まる人がいれば何でもいいのかな・・・?

■快晴
ああ、陽菜が行ってしまいました・・・
帆高が取り乱す気持ちもよくわかります・・・
好きな人がいなくなっちゃうって悲しいですもんね・・・
そして穂高の脱走劇!
この展開は熱いです!

■愛にできることはまだ
このあたりの展開はかなり熱いです!
帆高の陽菜に対する思い、須賀さんや凪くんの助力・・・
いいですね! なんだか青春してるって感じです!

■青空よりも
あの空は死後の世界・・・?
そうしたらあの魚たちは死者の魂みたいなものなのでしょうか・・・
それともただ単に空には空の生態系があるだけかな・・・
そうなると天気の巫女を空にささげる理由がよくわからなくなりそう・・・
細かい設定が気になる・・・
何かで公表されないかな・・・

■大丈夫
愛する一人のために世界を変えてしまうという展開も美しいですね・・・
最後の展開はウルってきました!

映画版、小説版、どっちもよかったです!

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