子どもに語るグリムの昔話2 佐々梨代子・野村泫 訳 感想

子どもに語るグリムの昔話2
佐々梨代子・野村泫 訳

やっぱり不思議な話が多いような?
あとがきによると声に出して読むとまた違った味があるそうです!
次借りてくるグリム童話で試してみようかな!

■みつけどり
鳥がさらってきたから「みつけどり」と名前を付けたそうですが、原作ではなんという名前を付けたのでしょうか…? ちょっと気になる!
あとザンネばあやとの約束をレーネが一瞬で破ってしまうのは意外過ぎてちょっと笑ってしまいました…!

■ねことねずみのともぐらし
なんかちょっとしたトムとジェリーを読んでいるような気分でした!
子どもにつけた名前を聞いたネズミの驚きようには思わずふふってなりますね!
あとヘットがなんだかよくわからなくて調べてみたのですが、食用の油だそうです!
でも、これって舐めるようなものなのかな…?

■あわれな粉やの若者とねこ
これはハッピーエンドでよかったです!
ねこがお姫様だったとは…!
真面目に働く若者だったので何かしら報われるとは思っておりましたが、意外な終わり方でした!
このお話は結構好きかも!

■貧乏人とお金持
何やら聞いたことのあるお話でした!
日本の昔話にもよくありますよね!
はなさかじいさんとか割と似ているような?

■みそさざいとくま
鳥と動物の戦争といった感じでしょうか!
みそさざいが頭を使って動物軍を引かせるあたりはなかなか面白かったです!
でも、みそさざいは意外と口が悪かった…

■かえるの王様
カエルは可愛いので好きです!
でも、一緒にご飯食べたり、寝たりするほどでは…
お姫様の気持ちもわかります…
あと壁にたたきつけられて王子様に戻ったわけですが、その方法でよかったのでしょうか…? 王子様痛くない?
展開がはやかったり、内容が唐突だったりしましたが、ノリは嫌いじゃないです!

■白雪ひめ
白雪姫! これは私でも知っております!
ディズニーの映画にもありますが、元はグリム童話だったのですね!
ただ結末や途中の展開がディズニーのものとはだいぶ違っておりました!
派生の作品も基本的にハッピーエンドで終わっているので私は結構好きです!

■かしこいグレーテル
「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテルとは別人なのかな?
鳥がとっても美味しそうでした…
お腹が空いてきますね…?

■六人男、世界をのし歩く
なかなか豪快なお話でした!
ひとりひとり得意なことがあって、その特技で物事を解決していくといったところでしょうか!
なんだかワンピースやヒーローアカデミアを思い出しました!

■十二人兄弟
娘のために既に生まれている十二人兄弟を殺そうとするとは…
娘への愛がとても強い…
ん、でも、王様は途中から全く出てこなくなりましたね…?

■雪白とばら紅
題名を見て白雪姫と関係があるのかと思いましたが、全然関係ありませんでした! あ、心が優しいところは白雪姫と同じかも?
やっぱり西洋の昔話は王子さまやお姫様が他の生き物に変えられていることが多いような…?

大人には不可解でも子どもは喜びそうなお話が多いです!
読み聞かせをしてあげたら子どもは喜びそう!

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