リカーシブル RECURSI-BLE 米澤穂信 感想

リカーシブル RECURSI-BLE
米澤穂信

米澤さんの作品っていいですよね!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

イヤミス的な・・・?
でも、ハルカとサトルの間に絆は生まれているような・・・
ただママはサトルを売ったわけですし、ハルカもこの先生活しづらくなるでしょうから、完全はハッピーエンドとは言えない気がする・・・
それでもハルカなら強く生きていけそう!
サトルは母親に売られたことに気付きますかね・・・?
ハルカはきっと何も言わないでしょうから気付かない?
んー、ハルカが今後サトルに対して多少優しくなったら、その変化で何か気付く可能性も?
それかそのうちサトルが何か思い出すかも?

まさかリンカがタマナヒメだったとは・・・
座った位置やネギを抜いたことから気付けたハルカはすごいです!
さらにはサトルが隠したMOディスクの場所まで探し当てるとは・・・
ハルカは探偵の才能がありますね!

ハルカが森元家に忍び込んだのはハラハラしました!
家主が帰ってきて仏間まで入ってきたときのドキドキ感!
こういうスリルあふれるシーンもいいですよね!

ハルカのお父さんはもう戻ってこないんですかね?
サトルのは結局予知ではなかったようですから、お父さんが帰ってくるというのも強がり的な感じで言っただけでしょうか?
でも、本当に帰ってきてくれたらいいな・・・
あ、本当に帰ってきてくれたとしてももうハルカのお父さんとママは離婚するんですよね?
離婚したらハルカはお父さんに引き取られて、サトルはママのところに残る。
うーん、ハルカとサトルが離れ離れになっちゃうのはちょっと考えものですね・・・

うーん、報酬を支払うのが惜しくなったから相手を殺してしまう・・・
そして、その風習がまだ残っているのです・・・?
一体何年それを続けているのでしょうか?
先生の調べた記録だと一番古いのでも1841年ですから、200年近くも前から・・・?
記録に残っていないだけでもっと前からその風習が残っている可能性もありますよね・・・
常井村の人たちはそれを普通だと思っているから続けているのかもしれない・・・

んー、ハルカは色んな事を知りましたよね?
「講」人たちはハルカのことを放っておきますかね・・・?
他所の人、しかも何かしてくれた人を平然と殺してしまうような「講」はハルカのことを殺しちゃう気が・・・
生かしておくメリットがない・・・
ハルカがいつ誰かに話すか・・・
先生に話す可能性もありますよね?
あ、これはハルカだけじゃなくて先生も危ないかもしれない・・・
ん、仮にハルカがいなくなったりしたらサトルが探さないかな?
いや、それなら報橋から落として殺した方がいいかな。
そして、先生も橋から落とすとか・・・
ああ、橋の柵が低いのってもしかして、誰が落ちてもおかしくないように思わせるため・・・?

ハルカ、サトル、先生の三人にどうか幸多からんことを・・・

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