インシテミル THE INCITE MILL 米澤穂信 感想

インシテミル THE INCITE MILL
米澤穂信

タイトルの意味は・・・?

以下、ネタバレもあります。

incite
起こさせる、かき立てる、駆り立てる、扇動する、そそのかす、刺激する、励ます

weblioより!

「incite」と調べるとこの単語が出てくるのですが、読み方は「インサイト」みたいなんですよね・・・
単語の意味的には当てはまりそうですけど、これじゃないのかな・・・

mill
製粉所、水車小屋、粉砕器、製粉機、製造工場、製作所、(人・ものを)機械的に作り上げる所、ミル

これもweblioより!

さらに分からなくなりました・・・
製粉所を起こさせる、駆り立てる、扇動する、そそのかす、刺激する、励ます。
どれも意味が通らない気が・・・
表紙には「THE INCITE MILL」と書いてありますが、そもそも読み方も違いますし、ミスリード的な感じで表紙に書いてあるだけ?
本当は「インしてみる」とか別の意味だったりする?
inしてみる?
innしてみる?
それでも、意味が通らない気がする・・・
タイトルが一番の謎かもしれない・・・

インディアン人形は分かりましたけど、他のは全然わからなかったな・・・
古典ミステリーをもっと読んでいたら楽しめたのかな?
他のミステリーでも、古い作家さんの話とかちょくちょく出てきますし、これを機に読んでみようかな。

結城さんが探偵でしたか!
特に推理している様子もなかったですし、途中から探偵役不在で話が進むのかと・・・
意外な展開もいいですよね!

須和名さんはどちらかというと主人側の人間だったのでしょうか?
特に主人と手を組んでいるということはありませんけど、事情は知っている様子でしたよね?
それに結局なにが滞っていたのです・・・?
投資資金が欲しかったのは事実のようでしたが、1本の意味が分からない・・・
実験一本分?

関水さんはなぜ10億も必要だったのです?
病気の親族がいて、その手術費としてそのぐらいの額が必要だったとか?
それか関水さんか関水さんの親族が経営する会社が破綻しかけていて、その財政を立て直すために10億必要だったとか?
さらには10億振り込まれた後、ナイフを持って家を出ていますけど、これも謎ですね・・・
殺したい人間がいて、依頼費が10億だったとか?
いや、依頼費が10億だとして既に稼げていますから、関水さん自身がナイフを持って外に出ていくのは違うような?
これも謎・・・

死んでしまった人間は世間でどういう扱いになるのでしょう?
主人側が責任を持つとはいえ、死んでしまったことには違いないですよね?
行方不明扱いになるのでしょうか?
ふーむ、行方不明なら行方不明で親族とかが家に来て調べたりしないですかね?
いや、主人側は今回の対象者を念入りに調べていたようですから、行方不明になっても探す家族がいないとかそういうことまで調査済みなのかもしれない。
そのうえで被験者たちを選んでいたとしたら大事にならないのかも・・・

主人側はなんのためにここまで大掛かりな施設を作ってまで実験したのです?
本当に実験だったのかな?
この実験で得をする人間は?
道楽のため?
名を高める道具として実験を行う節もあるようですが、この実験がうまくいくとどうして名が高まるのです?
というか、どうなったらうまくいったことになるのでしょう・・・
残り二人になるまで殺し合いが行われるとか?
ミステリーのようなクローズドサークルが形成され、殺人事件が起き、探偵が解決するという物語のような展開になったらうまくいったことになるとか?
インシテミルには謎が多すぎる・・・
もしかして、私が気付いていないだけ?
古典ミステリーを読んでいたら何か気付ける部分とかあったりしたのかな?

In the following pages, translation by ChatGPT.

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