豆の上で眠る 湊かなえ 感想

豆の上で眠る
湊かなえ

また騙されました!
でも、かなり楽しめました!
まだ読んでない湊かなえさんの作品もあとわずか…
かなり前に読んだ作品をもう一度読み返してみてもいいかも?

以下、ネタバレになります!

物語はほぼ結衣子視点で、現在20歳の結衣子と小学生の結衣子の話が順々に語られておりました!
万佑子ちゃんが行方不明になった時の結衣子はとても辛そうでした…
行方不明になってから2年後に万佑子ちゃんが帰ってきたわけですが、どうにも別人?
結衣子はずっと怪しんでおり、DNA鑑定でも万佑子ちゃんとお母さんは親子だと判定がでてもどうにも信じられない様子でした…
でも、実際行方不明前と後では別人だったのですね!
DNA鑑定の結果もあるので単に性格が変わっただけかなと思っておりましたが、元々行方不明前の万佑子ちゃんとお母さんは血がつながっていなかったのです!
すっかり騙されました…!
一応ご両親は既にご存知のようでしたが、なかなか複雑な心情だったのではないでしょうか…?
育てた子供と産んだ子供、一択だけだったら…

遥と万佑子は小学生の頃に入れ替わったわけですが、実際それってどうなのでしょう…?
心情的には偽名で生活しているような感覚にならないのかな…?
でも、小学生なら他人のフリをして生活することにわくわくしたりするのかな?

ふむ、最終的に結衣子はどうするのかな?
万佑子ちゃんが入れ替わっていることを知らせてもらえなかったのは結衣子だけ…
ある意味どっちも本物の万佑子ちゃん…
うーん、結衣子には受け入れてもらって遥、万佑子のどちらとも仲良くできたらいいですね!
続編とかあったら読みたいな…

あ、表紙をめくった1ページ目にえんどう豆がちょこんと置いてあってかわいかったです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です