蜘蛛ですが、なにか? 12 著:馬場翁 イラスト:輝竜司 感想

蜘蛛ですが、なにか?12
著:馬場翁
イラスト:輝竜司

白ちゃんのラスボス感・・・!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

アリエルさんとユリウスが向かい合っている後ろに裏で糸を引いているような演出の白ちゃん・・・
まるで黒幕?
それとも主人公だから一番大きく映っているだけかな?

今回は人魔対戦を色んな人の視点から描いた作品のようですね!
みんなそれぞれの思惑が知れて楽しかったです!

ユリウスが死んでしまいましたか・・・
結構好きなキャラクターだったのですが、残念です・・・
いや、人魔対戦は過去のお話で、ユリウスが死ぬことは分かっていたのですが、生きていてほしかった・・・
ユリウスだけじゃなくて、登場人物の大半が死んでしまった気がする・・・

さすが、主人公でしょうか。
白ちゃんがすごい!
この剣と魔法の世界でモニターを作るとは!
これのおかげで魔族軍は情報戦を制することができそう!
それと、挿絵の白ちゃん、ちょっとどやってて可愛かった・・・

メラが白ちゃんパーティーの中で最弱ですか・・・
うーん、やっぱり他が強すぎるんですよね・・・?
転生者に管理者、神話級の魔物がぞろぞろいますから、仕方がないのかも・・・
それでも、先生、クニヒコ、アサカ、オーレルの4人を相手に互角だったのはすごいです!
メラでこれですから、ソフィアやラースが出てきたら他の転生者は一瞬で消されるんじゃないかな・・・

人族から見ると白ちゃん達ってだいぶひどいことをしているんですよね・・・
世界のためとはいえ、人族を大量虐殺してますし・・・
なんなら魔族にとってもひどいことをしているかも・・・
仮に白ちゃんたちが世界を救っても、人々から感謝されるかって言うと、そうでもない気がする・・・
むしろ、非難されそうな気も?
んー、ハッピーエンドってあるんですかね?


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