肩をすくめるアトラス 第一部 矛盾律 アイン・ランド 脇坂あゆみ 訳 感想

肩をすくめるアトラス 第一部 矛盾律
アイン・ランド
脇坂あゆみ 訳

恋愛に政争、ミステリー!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

色んな要素を含んだ小説ですね!
最初の方は鉄道の政争って感じでしたけど、途中からちょっと恋愛が入ったり!
そして、その後すごい革命的なモーターを発見して、作った人を探す展開はちょっとミステリーっぽかったですね!

ジョン・ゴールトってなんなのです・・・?
誰にもわからないことの代名詞みたいに使われていますよね?
寓話の登場人物?
それとも実在した人?
何か重要な意味を持つ言葉なのでしょうか・・・?

なんでモーター製作者の名前を教えてくれないのです?
あのモーターには何かそれほどの秘密が?
それとも名前を言えないような人物?

すごい邪魔が入る・・・
次から次へと・・・
機会均等法。
うーん、いいことのようにも感じますが、私がダグニーやリアーデンに感情移入しているからそう思うのでしょうか?

フランシスコはどうしてしまったのでしょうか?
回想を読む感じだとかなり理想に燃えていたように思うのですが・・・
それから時が経って色々あった?
そのせいでサン・セバスチアンの事件を引き起こした?

ワイアットはもしかして油田に火をつけました・・・?
復讐のため?
自分を追いつめるものに対して相討ちを狙った?
ああ、どうしてこうも追いつめる法律ばかりを・・・

む、不倫ですか・・・
リアーデンとダグニーはいつかこのことがばれて痛い目を見たりするんじゃないかな・・・
うう、ダグニーやリアーデンに感情移入しているだけにばれてほしくないような、ばれてほしいような・・・
あ、一番の被害者はリリアンですよね・・・
リリアンにも幸せになってほしいな・・・

アトラスって何です?

アトラース(古希: Ἄτλας, Atlās)は、ギリシア神話に登場する神である。日本語では長母音を省略してアトラスともいう。巨躯を以て知られ、両腕と頭で天の蒼穹を支えるとされる。名前は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。

Wikipedia

「支える者」「耐える者」「歯向かう者」
なんだか、このあたりはダグニーを思い出しますね・・・
これはダグニーが逆境をはね返す物語なのです?

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