碧血剣3 北京落城 金庸 岡崎由美 監修 小島早依 訳 感想

碧血剣3 北京落城
金庸
岡崎由美 監修
小島早依 訳

面白かった・・・
金庸の作品はいつもいいところで終わりますね!
続きが気になる・・・!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

今回は主人公がずっと無双していた気がします!
金庸の他の作品だと主人公が卓越した武芸を身に付けていても仇敵が悪辣な手を使ったりして、結構追いつめられることが多いような気もしますが、今回はそれもあんまりなかったような?
凄まじい武芸を三種類も修めている袁承志はもしかしたら金庸作品中最強だったりする・・・?
とは言え、郭靖や楊過もすごい勢いで強かったですし、負けてないかも?

金蛇郎君は最後まで重要人物でしたね!
三巻で終わりなのに五毒教という新しい要素が出てきたのでどこへ行くかと思いきや、金蛇剣は元々五毒教のものだったとは・・・!
良いことしたり、悪いことしたり、金蛇郎君は本当に正邪の境目にいる人物でしたね・・・

今回は主人公のことというより青青のことでヒヤヒヤさせられる場面が多かった気がします!
でも、青青はすごい一途ですね!
もう少し大人になればやきもち焼きも収まるのかな?

袁承志や青青が出てくるかは不明ですが、続編があるみたいなので、そちらにも期待!

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