マスカレード・イヴ 東野圭吾 感想

マスカレード・イヴ
東野圭吾

マスカレード・ホテルの前日譚ですね!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

短編集もいいですよね!
サクサク読めて楽しいです!
尚美さんもかなり活躍していていい感じでした!

■それぞれの仮面
尚美さんが鋭い・・・!
時代が時代なら探偵になれそうですね!
探偵とはやっぱり観察力と記憶力、そして直感に優れているようです!
尚美さんは宮原さんにまだ未練があったのかな?
よりを戻せたり・・・?
はさすがにないですよね・・・
マスカレード・ホテルの時にそんな描写ありませんでしたし・・・
いや、描写がなかっただけという可能性も・・・

■ルーキー登場
新田さんも鋭い!
この頃からすでに頭角を現していたのですね!
隠蔽工作を見破ったのはすごいと思いました!
この閃きが新田さんの武器なのかな?
そして、証拠がないゆえに捕まえられたかった美千代さんのことが気がかりですね・・・
これがきっかけで犯人をなんとしても捕まえたいと思ったのかも?

■仮面と覆面
仮面の上に仮面!
出版社の方たちも騙されていたと・・・
事実が明かされたときは瓢箪から駒って感じになりそうですね!
それとファンの方たちはなかなかに手ごわかったですね!
あの尚美さんさえ出し抜くとは・・・

■マスカレード・イヴ
ああ、惜しい!
もし、新田さんが大阪へ行っていれば尚美さんと会えたのに・・・
でも、穂積さんじゃなかったら尚美さんも心を動かされずに何も話さなかったかも?
そう考えると穂積さんが行ったからこそ事件は解決した感じかな?
新田さんは事件解決の糸口になったフロントクラーク=尚美さんだと気づくときは来るのでしょうか・・・

■エピローグ
ああ、ここで正直に話していれば・・・
あの事件は起きなかったのですね・・・

マスカレード・イヴのお話はマスカレード・ナイトにつながったりするのでしょか?
楽しみです!

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