シャーロック=ホームズ全集5 シャーロック=ホームズの冒険(上)
コナン=ドイル/著
中尾明 他/訳
今回は短編集でした!
短い物語なのでお手軽に楽しむことができました!
話も簡潔で分かりやすいものが多かったように思います!
以下、ネタバレを含みます!
■ボヘミアの醜聞 (常盤新平/訳)
アイリーン=アドラーが出てきますね!
ホームズを唯一負かした女性だそうです!
アイリーンの方が一枚上手?
でも、ホームズも証拠写真の場所をつかみましたし、引き分けなのかな?
■赤毛連盟 (常盤新平/訳)
ホームズの活躍の中でも有名な物語らしいです!
たしかに内容がそんなに難しくなく、犯人も捕まえるのでホームズの活躍を知ってもらうにはうってつけのお話なのかも!
■花むこ失踪事件 (常盤新平/訳)
事件の謎は解決できたのですが、当時の法律では裁けないらしく(今の法律でも裁けるのか不明です…)ハッピーエンドとは言いづらい終わり方かも?
うーん、好きになって婚約までした相手が変装した義理の父親というのはなかなか報われそうにないですね…?
■ボスコム谷の謎 (中尾明/訳)
悪いことをすると天罰が下るのですね…
私も日々を善良に生きよう…!
でも、ジェームズとアリスが一緒になれるとのことで、ハッピーエンドですね!
さらにはアリスのお父さんの証言も結局使われることがなく、名誉も傷つけられることがなかったようなのでその点もよかったです!
お二人のお父さんは亡くなってしまいましたが、結構いいお話だったのかも!
■五つぶのオレンジの種 (中尾明/訳)
KKKが出てくるとは…!
ちょっと前にキング牧師の伝記を読んだばかりでしたので、なかなかこれはすごい偶然かも!
うーん、KKKってやっぱりあんまりよくない組織なのかな?
ちょっとKKKに関する本を一度読んでみようかな!
あ、この事件の犯人はおそらく死んでおりますが、つかまってはいないため一応未解決(?)という扱いになるようです!
■唇のねじれた男 (中尾明/訳)
これにはすっかり騙されました!
まさか乞食のブーンが行方不明となっているネビルさんだったとは…!
しかし、ホームズもよく見抜けましたね…?
さすがとしか言いようがないです…!
ふむ、乞食をして普通に働くよりお金を稼げるならそっちに流れてしまうのかも…?
でも、二重生活はとても疲れそう…
6話分収録されておりました!
短編集だと読みやすくていいかも!
次回にも期待ですね!