アリス殺し 小林泰三 感想

アリス殺し
小林泰三

かなり楽しめました!
不思議の国の住人たちが繰り広げる会話にはかなり笑わせてもらいました!

以下、ネタバレを含みます!

すっかり騙されました!
まさか夢が現実で、現実が夢だったとは・・・
あの狂気にあふれている不思議の国が現実だとはそうそうに考え付かないですよね!
あと亜理=アリスだと思っていたら、亜理=眠り鼠だったのはびっくりでした!
眠り鼠は最初に出てきたっきりだったのですっかり忘れておりましたが、かなりの重要人物だったのですね!
亜理とアリスは名前が似ていますし、これを見抜くのはなかなか難しい・・・

不思議の国での会話が狂ってました!
もう支離滅裂すぎてつい笑ってしまうような会話でした!
もしかして「不思議の国のアリス」でもこんな会話がされていたのかな?
不思議の国ではたとえ話とか比喩が通じない世界なのかも?
狂っているものって好きです!
あとキャラクターの容姿もかなり独特みたいです!
ちょっと調べてみたらハンプティダンプティや侯爵夫人の見た目がかなり奇抜でした!
ハンプティダンプティは卵なのかな・・・?
確かに塀から落ちたら割れちゃうような姿・・・
あと侯爵夫人の顔がすさまじく大きい!
おおよそ人間には見えませんね・・・?

ジャンル的には悪夢×メルヘン×ミステリになるそうです!
メルヘンは不思議の国、ミステリは殺人事件のことを指しているのだと思いますが、悪夢って・・・?
連続殺人事件が起きるからそのことを指しているのかな?
住人たちの会話がかなり笑えるのでコメディーもジャンルとして追加してもいいような気がする・・・

最終的に多くの住人が死んでしまうのは悲しかったです・・・
不思議の国が現実ということですから、もう生き返らないんですよね・・・?
アリスやビル、白うさぎにハンプティダンプティなどが不在の不思議の国ですか・・・

そういえば、メアリー・アンが処刑されるシーンはかなり残酷でしたね!
あんなに事細かに処刑のシーンを描写するのはかなり珍しいような?
首をのこぎりとかでガリガリしたりとか刀で何度でも切りつけたりとか・・・
う、痛い・・・
不思議の国のアリスでも割と残酷な描写があったらしいので、もしかしてそれに倣っているのかな・・・?

原作や絵本版、ディズニーの実写映画アリス・イン・ワンダーランドも面白いそうなのでそっちにも手を出してみようと思います!

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