そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー 清水俊二訳 感想

そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
清水俊二訳

これは素晴らしい作品!
アガサ・クリスティーがミステリーの女王と呼ばれるのも頷けます!
1939年発表の作品のようですが、全く色あせてないですね!

以下、ネタバレを含む感想となります!

「そして誰もいなくなった」という邦題はすごいかっこいいです!
さらに原題(改題?)は「And Then There Were None」というらしいです!
これまたかっこいい題名ですね!

インディアンの童謡になぞらえて殺人が行われていくみたいです!
んー、童謡というにはいささか恐ろしい内容のような気もしますが、殺人予告と言われれば納得かも・・・?

U.N.オーエンという名前には秘密が隠されておりました!
U.N.OwenはUN KNOWN(正体不明)という意味になるようです!
並び替えてUNNOWNということになるのかな?
発音にKは必要ありませんし、響きだけでいけば確かにそう捉えられるのかも?
なんだか金田一少年のレッドラムを思い出しました!
あと東方という作品にもUNオーエンという名前が出てきていたような・・・?

犯人に関してはアームストロング医師が怪しいと思っておりましたが、すっかり騙されました!
最後に自殺したのがヴェラだったので犯人はヴェラだったのかと思いましたが、エピローグでヴェラが首をくくった後に椅子を片付けたものがいるとあり、鳥肌が立ちました・・・!
うーん、科学の発達していない時代だったらお化けとかの仕業だと思っても仕方がないような事件でしたね・・・

結局犯人はウォーグレイヴ判事でした!
まさか死んだふりをしていたとは・・・
さらにアームストロング医師はウォーグレイヴ判事に騙されて協力させられていたのですね・・・
殺された人物は犯人から除外しちゃいますから、みんな気付かないのもも仕方がないのかも・・・
アームストロング医師を殺してからは協力者もいなくなったわけですが、そのあとの展開もウォーブレイブ判事の思う通りに進んだのはすごかったです!
ブロアが死んで残った二人はヴェラとロンバート、二人ともお互いに相手のことを犯人だと思ったということですか・・・
全てはウォーグレイブの手のひらの上・・・

ちょっとアガサ・クリスティーの作品をもうちょっと漁ってみようかな!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です