ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代
アダム・グラント著
シェリル・サンドバーグ解説
楠木建監訳
違いとはすばらしいことです!
■PART1 変化を生み出す「創造的破壊」
必ずしもリスクを取るのがオリジナルな人になるわけではないみたいですね!
むしろ極力リスクを冒さないようにすると成功しやすいみたいです!
確かにすべてのリスクを取り除けば成功する以外にない?
とは言え、オリジナルな人は他の人と違う行動をとることになるわけですから、全くリスクがないというわけには行きませんよね!
それでも、なお行動に移すのがオリジナルな人のようです!
■PART2 大胆に発想し、緻密に進める
質より量?
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるに近いものを感じますね・・・?
とは言え、大量に案を出したり、色々作るのは大変なことですから、オリジナルな人は地道にコツコツやる人がなれるものなのかも!
■PART3 ”無関心”を”情熱”へ変える法
ふむ、何か変えたいと行動を起こしても地位が無ければうまくいかないようです・・・
あ、この本で言う「地位」とは他の人からどれくらい尊敬されているか、という意味で使われていました!
特異性信用を拡大していけば、常識から外れた行動をとっても非難されないどころか称賛を浴びることもあるんだとか!
特異性信用ってすごい!
だから人に好かれることが重要みたいですね!
■PART4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ
待つことも大事みたいですね!
すぐ行動することも一定の効果がありますが、少し待ってみたらいいアイディアが生まれたりするようです!
それとパイオニアは上手くいく可能性がそんなに高くないとか・・・
後発なら先発が失敗した原因を考えて対策を練ったり、市場が出来上がってから行動出来たりと良いことがたくさんあるみたいです!
他にはあえて締め切りぎりぎりで追い詰めてやるといいアイディアが生まれやすいとか?
背水の陣的な感じなのかな?
■PART5 「誰と組むか」が勝敗を決める
ソフトな過激派がうまくいく!
他の人とは違う考えがあっても上手くオブラートに包んでその過激さを隠すと、支持を得やすいんだとか!
それと組む相手も重要みたいです!
元々敵だった人が仲間になるとかなり助けになるとも書いてありました!
元は敵でしたから敵の考え方がわかるし、今は味方ですから自分がどのような心情の変化で仲間になったかも分かりますから敵の説得に長けているそうです!
この層を取り込めばかなり心強いですね!
■PART6 「はみ出す人」こそ時代を作る
兄弟でも色々競争したりしますし、そのおかげで性格に違いが出るみたいですね!
長子は安定を求めて、二番目の子はリスクを取りやすくなるなんて研究結果もあるみたいです!
出生順にそんな秘密が・・・!
それと行いよりも人柄を褒めるといいみたいです!
人柄を褒められるとそれを自分のアイデンティティの一部として取り込むらしい?
人となりを褒められて自分はそういう人間だって思いこむってことかな?
あとはお手本になる人間を探すといいみたいですね!
良い人に出会えればいいですが、そうでないなら歴史上の人物や物語の登場人物でもいいようです!
■PART7 ダメになる組織、飛躍する組織
肯定されるのは嬉しいことですが、それだけでは道を誤った時に正してくれる人がいないみたいです・・・
ちゃんと問題点を指摘してくれる人がそばにいて、しっかりと話し合いをして解決策を考えれば成長できるようですね!
新しい価値観を生み出す人の3つの特徴もあげられておりました!
・好奇心が強い
・まわりに同調しない
・反抗的
の3つのようです!
この特徴を備えている人がオリジナルな人みたいですね!
■PART8 どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ
オリジナルな人は流れに逆らう人です!
その流れに負けないようなテクニックが書いてありました!
時に前を向き、後ろを向き、恐怖したり、興奮したり、ポジティブになったり、ネガティブになったり・・・
自己分析することが重要なのかも?
この本を読んだらオリジナルな人を見分けられそうですね!
自分がオリジナルな人なら自覚できるでしょうし、そうでなくてもオリジナルな人を発見できそう!
これは経営者が読んでも、学生が読んでもためになりそうな本ですね!
かなり楽しめました!
アダム・グラントさんの本は面白いです!