雪山飛狐 金庸 岡崎由美=監修 林久之=訳 感想

雪山飛狐
金庸
岡崎由美=監修
林久之=訳

面白かったです!
でも・・・

ネタバレあります・・・

ここで終わりなのです・・・?
あのあと胡斐と苗人鳳、どっちが生き残ったのです・・・?
うーん、どちらが死んでも苗若蘭は胡斐と結ばれない・・・
せめて苗人鳳が話を聞いてくれれば・・・
うううう、すごい気になります・・・
結末は読者にゆだねられているということなのでしょうか?
結末が読者にゆだねられているということなら、胡斐と苗人鳳のどっちも生き残ってくれたらいいなあ・・・
その展開ならきっと胡斐と苗若蘭は結ばれるでしょうし、父か愛する人のどちらかが死んで苗若蘭が泣くこともない!

なんだか途中ミステリー風でしたよね?
田帰農の死について、いろんな人が話していく。
それでちょっとずつ謎が解けていって・・・って感じで楽しかったです!

ふむう、宝樹は悪い人物でしたか・・・
いや、それよりも田帰農が黒幕って感じ?
というか、登場人物のほとんどが何か闇を抱えている感じでしたね・・・
このおかげでみんな口をつぐんでいてミステリー風になったのかな?

お宝に目がくらんだ悪党の末路って感じでしょうか・・・?
最初から登場していた人物たちだっただけにちょっと肩入れする気持ちもあったのですが、あのような最後になってしまって残念です・・・
李自成のお宝が隠されている場所には大量の死体が転がっている・・・
なんだかまるで呪いみたいですね?

そういえば、一巻だけで終わりなのですね?
金庸の他の作品っていつも三巻以上あるような・・・
ミステリー風でしたし、一巻で終わるようにしたのかな?

主人公って胡斐なのかな?
多分表紙に写っているのは胡斐ですよね?
胡斐は登場が遅かったうえ、天龍門や陶父子、北京平通鏢局などの面々から敵として認識されているので、てっきり曹雲奇か陶子安が主人公かと・・・

飛狐外伝なる前日譚があるようなので、そちらも読んでみようと思います!

 

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