配達あかずきん 成風堂書店事件メモ 大崎梢 感想

配達あかずきん 成風堂書店事件メモ
大崎梢

日常の謎っていいですよね!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

殺人が起きるミステリーもいいけど、日常で起きた謎に迫るミステリーも好きです!
基本的に密室やアリバイを用意するトリックも必要ないですし、思い違い、掛け違いで起きる事件はなかなか予想できない展開もあって楽しいです!
警察が介入してくることもあまり多くはありませんから、科学的な操作ができないところもいい!
このおかげで縛りが減っていろんなタイプの日常系が生まれている気がする!

ミステリーだけでも楽しいのに舞台が本屋さんとは!
これは何とも惹かれる設定です!
本屋からはしばらく足が遠のいていましたけど、久しぶりに足を運びたくなりました!

多絵ちゃんすごい!
すさまじい推理力です!
本屋の中でしか発揮できないみたいですが、それでもすごいですよね?
そして、ちょっと不器用なところがいいと思いました!
完璧超人じゃないところに魅力を感じます!

多絵ちゃんが気づかなかったら清水さんはどうなっていたのか・・・
じわじわ弱っていって最終的に死んでいた?
ふむぅ、多恵ちゃんは命の恩人?

やや、源氏物語に漫画版があったのですね?
これなら読みやすいのでは・・・?
古典って聞くとちょっと敬遠していましたが、漫画ならいけるかも!

配達行くときは携帯電話を持って行った方がいいのでは・・・?
何かあったときに困りますよね?
それか社給携帯を用意するとか?
うーん、それは難しいのかも?
結局どこかで電話を借りるのが一番いいのかも?

あ、倒錯疑惑ですか・・・
現実でもたまに話題になりますよね・・・?
そりゃ、多少は炎上しますよね・・・
でも、結局倒錯じゃなくて、作者は同じで過去作の設定を流用しただけでしたね!
バチバチやりあっていたところもこれでおとなしくなる?
いや、これはこれで新たな火種を生みそうな気も・・・
どちらにせよ大きな対立はなくなりそうですね!

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