超予測力 SUPER FORECASTING THE ART AND SCIENCE OF PREDICTION 不確実な時代の先を読む10カ条 フィリップ・E・テトロック & ダン・ガードナー 土方奈美 訳 感想

超予測力 SUPER FORECASTING THE ART AND SCIENCE OF PREDICTION 不確実な時代の先を読む10カ条
フィリップ・E・テトロック & ダン・ガードナー
土方奈美 訳

ちょっと生き方を反省させられる部分が多かった・・・
70%で雨が降るってことは30%の確率で雨が降らないってことですよね・・・
私もその確率で雨が降らなかったら天気予報が外れたと認識しておりました・・・
確率の正しい見方を学びました!

ふーむ、先読みのできる人にはいくつかの特徴があるみたいですね!
元々の頭の良さとかは多少必要で、思い込みは捨てる。
数字にも強くて時事にも詳しい。
そして、アップデートを欠かさない!
これだけ聞くと超予測者は超人なんじゃないかって思いますよね・・・?
超予測者になれないまでも、訓練を積むことで予測力が上がるようです!
さらにはチームを組むのもいいんだとか!
考え方が正反対だと活発な意見交換がされるので、なおいいらしいです!
あ、ただし、礼儀的なのは必要みたいですね?
相手の意見が自分と違うから罵ったりするのはご法度・・・
でも、逆に相手に失礼のないようにちゃんと指摘出来たらチームの予測力は上がるってことですもんね?
どんなに予測力が上がっても「確実」ってことはないようですが、それでもその予測の信頼性が高まったら今後の方針とか決めやすくなりますね!

予測したらしっぱなしじゃなくて、ちゃんとフィードバックも必要のようです!
出した予測が正しかったか確認して、外れていたらなんで外れたのか考える。
そして次に生かす!
それで予測力は上がっていくみたいですね!

ああ、直感というのは必ずしも正しいわけじゃないのですね・・・
迷ったら直感で行くといいみたいなのを以前本で読みましたが、必ずしもそうとは限らない・・・
ん、これが反対意見?
本当に直感でいいのか、それとも一度ブレーキをかけて考え直した方がいいのか、こういうのを検証した方がいいということ?

小説とかに登場する探偵も予測力がすごいのかな?
散りばめられたヒントから正解を導き出しますもんね?
もし、間違った犯人を指名してしまったら・・・って考えるとしっかり検証しないとかなりのリスクが・・・
そういえば、森博嗣さんのミステリーでも複数の登場キャラクターが事件についてよく話し合っているような・・・
結果として、事件について話し合うことによって正解に近づいていた可能性もある?

私も永遠のベータでいられるように挑戦と成長を続けていきたいと思いました!

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