薬屋のひとりごと2
日向夏
illustration しのとうこ
やっぱり面白いです!
これは素晴らしいミステリー!
以下、ネタバレを含んでおります!
複数の小さな謎が一つの大きな謎へとつながっていく様は素晴らしかったです!
全部が全部翠苓が仕組んだことではないのでしょうが、倉庫爆発や食あたり、さらには職人の死など小さな謎が壬氏殺害計画へとつながっていくのはすごいと思いました!
結局壬氏は何者なのかな?
現帝と個室でお話したり、祭事を執り行ったりと結構すごい地位にいるみたい?
羅漢は壬氏の正体を見抜いていたようですが、はたして・・・
羅漢が猫猫のお父さんだったとは!
そして梅毒に侵された鼻の無い妓女がお母さんだったのですね!
さらには羅門が猫猫からみて大叔父だったとは・・・!
実は血縁関係があったのですね・・・?
だから猫猫の面倒を見ようと思ったのかな?
んー、でも、人の良い羅門ならそうじゃなくても猫猫の面倒を見そうな気も?
話の途中では羅漢はかなり悪い人物かと思っておりましたが、実はかなりい人だったのですね!
ああ、鳳仙と若いころに結ばれていればまた違った未来があったかもしれない・・・
でも、それだと猫猫が羅門のところで育てられず今のお話はないわけですから、それもまた考え物・・・
最終的に羅漢は鳳仙と結ばれたみたいですし、ハッピーエンドってことでよかったのかな?
翠苓も結局何者なのでしょうか・・・
薬にも結構詳しいようですし、猫猫より一枚上手?
陰謀渦巻くって感じですからまた出てくるのでしょうが、猫猫のライバル的存在になったりするのかな?
新しい上級妃として楼蘭が登場!
でも、なかなか食えない相手っぽい?
というより何を考えているかわからない人物みたい・・・?
毎回衣装を色々変えていてお洒落さんではあるようなのですが、楼蘭もまた何か問題を起こしたりするのかな?
これは次巻以降に期待する内容なのかも!
舞う猫猫は綺麗でした!
カラーページの絵は思わず見とれちゃいますね!
壬氏は実際猫猫に惚れているのかな?
李白の裸を見ていたら嫉妬しているようでしたけど、果たして・・・
でも、猫猫の方は壬氏を美人だとは思えど、恋愛対象としては見ていないような気も・・・
そもそも猫猫に恋愛感情は存在する・・・?
猫猫ってなんだか本好きの下剋上のローゼマインに似ているような気がします!