火のないところに煙は
芦沢央
リアル・・・?
それともフィクション・・・?
以下、ネタバレも含んでおります・・・
解説がなかったらリアルかと信じてしまうところでした・・・
書評を書いた人までリアルで仕込むをするとは相当な手の込みようです!
本当に解説がついていてよかった・・・
危なかった・・・
フェイクドキュメンタリー型のホラー小説って結構あるのです?
「近畿地方のある場所について」もリアル同じジャンルになるのかな?
もしかしたら、本当にあったことなのかもっていうドキドキ感がいいですよね!
未来予知。
せっかく超常的な力を持っているのに、現実と予知の境目がわからないのですね・・・
逆に生活しづらそう・・・
いいことばかりではない・・・
結局占い師って何者です?
平気で人を呪い殺してしまうことから善人という訳ではないのでしょうけども、本当に人なのです・・・?
千里眼を持っているかの如く疑いに対して敏感のようですし、もはや神に近い存在?
そのような存在を相手に「疑う=死」は難しすぎる・・・
そもそも近づかない方がいいのかも・・・
「染み」であやまれって怪異を起こしていたのは元恋人です?
元恋人だとしたら伝え方がえらく遠回しのような・・・
なら、占い師?
いや、どちらにせよ遠回しすぎますよね・・・?
うーん、元恋人か占い師がやっているかはわかりませんが、通常の人間に書けないような小さい文字を使うことによって占い師の能力が本物だと伝えたかった?
それならどっちがやっていても納得かも?
っていうか、謝ったら許してくれるのでしょうか・・・
ちょっと疑いの心を持っただけですぐ殺してくる相手ですから謝罪しても手遅れの可能性がありますよね・・・
占い師を憎んでいる怪異もいるみたいですね?
芦沢さんが聞いた話よりももっと多くの人をかなり前から殺しているのかもしれない・・・
今回呪い殺された人たちも怪異になり、別の誰かを殺し・・・という負の連鎖が出来上がるのかもしれない・・・