本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
第五部 女神の化身Ⅲ
香月美夜
イラスト:椎名優
おかえりなさいませ、フェルディナンド様!
以下、ネタバレを含んだ感想となります!
一時的ですが、フェルディナンドがエーレンフェストに帰ってきてくれましたね!
ローゼマインとフェルディナンドのやり取りは好きです!
ずっと一緒だったらよかったのに・・・
んー、ヴィルフリートはなんだかローゼマインに対して不信感を抱いている・・・
他領の人はみんなローゼマインを誤解している気がする・・・
そもそも、ローゼマインが領主を目指しているなら、ヴェローニカの一件の時に、ヴィルフリートのことをとっくに切り捨てたんじゃ・・・
ヴィルフリートが抱いている不信感のことをローゼマインの側近が知ったら激怒しそう・・・
ああ、溝ができそうですね・・・
ジルヴェスターが知ったらなんて言うかな?
実の息子に甘いところがあるジルヴェスターですが、さすがに怒るかな・・・?
ディートリンデはなかなか派手に立ち回っていましたね!
自らヘイトを集めているような・・・
あの深謀遠慮のゲオルギーネがディートリンデを自由にさせておくわけがない?
ということは、何か考えがあってのことなのでしょうか・・・
フェルディナンドが名をささげていた・・・?
まさか、本当にヴェローニカなわけないですよね?
他にありそうなのはジルヴェスター?
いや、ジルヴェスターは受け取らなそう・・・
あとはツェントとか?
んー、ツェントに名をささげていたら疑われることもないか・・・
あ、そもそも、名をささげたというのは嘘なのでは・・・?
フェルディナンドは色々知っていますし、そう見せかけることもできそう!
フェルディナンドほどの人物が名をささげるとしたら相当すごい人ですよね?
かつ信頼している人。
まさかリヒャルダ・・・?
と思いましたが、リヒャルダも受け取らないですよね?
リヒャルダに渡すくらいならジルヴェスターに渡すか・・・
ローゼマインとかあり得るかな?
かなり信頼してますもんね!
名をささげるメリットがあるかはわかりませんが、ローゼマインならだまされて、フェルディナンドがいつの間にか名をささげていたなんてこともありそう!
でも、やっぱりメリットがないか・・・
ローゼマインは今回も大活躍でしたね!
そして物怖じしない!
王族やジークリンデ相手に言いたいことをズバズバ言っていたので、事がうまく運んだように感じます!
ただ保護者的には精神的に良くないのでやめてほしいのでしょうね・・・
ハンネローレは段々たくましくなってきているような気がします!
ローゼマインの影響かな?
どうやらヴィルフリートのことが気になっている様子ですが、この恋は成就するのでしょうか・・・
ローゼマインとヴィルフリートの間に恋愛感情がないので、仮に何らかの理由でローゼマインとヴィルフリートの婚約が解消されたらあり得るかも・・・
今回もイラストが魅力的でしたね!
表紙のローゼマインが可愛かった・・・
幸せそうなローゼマインをみているとつい頬が緩んじゃいますよね!
シュミルのぬいぐるみも可愛いですし、いい表紙です!
あと挿絵のアンゲリカがとても美しかったです!
求婚してきそうな男性はいっぱいいそうですが、アンゲリカが強い人にしか興味がないっていうのが・・・
いい人いないかな・・・?
ちょっと不穏な終わり方で続きが気になります!