本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
第五部 女神の化身Ⅳ
香月美夜
イラスト:椎名優
これは面白い・・・
次へと次から問題が起こったり、ローゼマインが暴走したりと目が離せないです!
本好きの下剋上は読んだそばから次の巻を読むのが待ち遠しくなる作品ですね!
以下、ネタバレを含んだ感想となります!
表紙のローゼマインはなんだか物悲しそうです・・・
いや、ローゼマインだけじゃなくて全体的に浮かない感じ?
ボニファティウスとヴィルフリートに限ってはもはやちょっと怒っている顔です・・・
ボニファティウスとの誤解は解けましたが、ヴィルフリートとはまだ・・・
ヴィルフリートとの誤解は解けるのでしょうか?
というか、ヴィルフリートはいつも損な役回りを与えられているような・・・
全然教育を受けていなかった時期もあったり、白の塔の一件で汚点がついたり、側仕えが暴走したり・・・
さらに今回の誤解もあってヴィルフリートの立場がどんどん危うくなっていってますよね?
ここから立て直せるのでしょうか・・・
そこから一転してのカラーページ!
美しいです!
青い空に真珠色の国境門!
ローゼマインの驚いたような顔がとっても素敵ですよね!
あとギーベ・キルンベルガがすごいかっこいい・・・
ダンディな方っていいですよね!
今回はずっと内輪揉めって感じの巻でしたね?
ライゼンガング系の貴族たちが暗躍している様子でした・・・
領主一族の仲が悪くなってハラハラしました・・・
結果的にジルヴェスター、ボニファティウス、シャルロッテの誤解は解けたようですが、ヴィルフリートだけまだ・・・
ヴィルフリートは利用されることが多いので心配です・・・
ブリュンヒルデがジルヴェスターの第二夫人ですか!
これは驚きました!
うーむ、今後ローゼマインとブリュンヒルデの関係ってどうなるんですかね?
第二夫人と領主の養子って・・・
フロレンツィアのことはお養母様って呼んでますよね?
ということはフロレンツィアの養子?
ブリュンヒルデが第二夫人になってもローゼマインはブリュンヒルデの養子になるわけではない?
ん、そもそも養子になっていて、兄のヴィルフリートと婚約というのもよくわからないような・・・
う、混乱してきました・・・
リヒャルダもいなくなっちゃいましたね・・・
唯一ローゼマインに厳しくできる側近だったような?
これからは誰がローゼマインの暴走を止めるのでしょうか・・・
あ、筆頭側仕えが誰になるかによる?
オティーリエかな?
ブリュンヒルデはまだ見習いですし、そもそも卒業後は第二夫人になりますもんね?
んー、オティーリエがローゼマインに厳しくするところを想像できない・・・
それかリヒャルダがいなくなるから、ローゼマインが自分で自分を律する可能性もありますよね!
どんどん引継ぎを行っているような?
印刷事業や神殿長などの仕事を全部引き継げたら、ローゼマインは今後どうするのかな?
ずっと本を読むだけ?
いや、今までのパターンだと静かに本を読み続けられるとは思えない・・・
前の巻でゲオルギーネやディートリンデが不穏な動きを見せていましたし、グルトリスハイトを探すことになりそう!
それ以外にも王族関連の仕事に巻き込まれたりして、結局は忙しくなりそうですね!
クラリッサはだいぶ暴走していましたね!
まさか身一つでエーレンフェストまで来るとは・・・
すさまじい行動力です・・・
でも、そんなクラリッサが嫌いじゃなかったり!
ハルトムートと一緒に暴走するところをもっと見てみたい・・・
ランプレヒトとアレクシスが組んで、ヴィルフリートの暴走を止められるかな?