星新一ショートショートセレクション 宇宙のネロ
和田誠 絵
星新一さんのお話は大抵ハッピーエンドで終わらないような・・・?
でも、それもまたよしですね!
以下、ネタバレを含んだ感想となります!
■待機
これはなんとも皮肉な・・・
奪おうとしたから奪われるのですね・・・?
自分がされたら嫌なことを人様にしてはいけない。
教訓になりそう・・・
■空への門
今までの努力が・・・?
これは単純に可哀そうな気も・・・
でも、これまでに頑張ってきたのですから、これはこれできっといろいろなことに活かせますよね!
あ、これがパラダイムシフト・・・?
■友好使節
精神判読機ですか・・・
このような装置があると誰にも隠し事はできませんね・・・
んー、だれも嘘の付けない世界?
それってどうなるのかな・・・
想像がつかないです・・・
■愛の鍵
これはいいお話です!
無事仲直りできてよかったです!
ちゃんと謝れると恋仲も長続きするって聞きますもんね!
末永くお幸せに!
■復讐
これって一番最初に始めた人たちがいますよね?
その人たちは復讐を恐れて適当な星の名前を言ったのかな?
復讐の連鎖は終わるのでしょうか・・・
■しぶといやつ
まさかの幽霊ですか!
そりゃ、しぶといわけですw
この侵略者たちの世界に幽霊とかはいなかったのかな?
星や姿が違うと文化もやっぱりだいぶ違う?
■食事前の授業
え、どういうことなのです・・・?
カビの話かと思ったら、人がさらわれる話?
オチが全然わからなかったので調べたみました!
どうやら、授業を聞いていたのは星よりはるかに大きな生命体で、地球の人間たちをカビに例えていたのですね!
よだれをたらし始めたから洪水になって、その巨大な生命体がピンセットで人間をさらっていったということのようです!
難しい・・・
■信用ある製品
死人に口なし。
まさにそういうことなのですね・・・
この商人にリピーターという概念はないのかな?
いや、金塊さえ手に入れば、取引相手などどうでもいいのでしょうから、関係ないのかも・・・
これはもはや侵略・・・
■廃墟
ん、これは人間は完全に滅んで虫が繁栄を築いている世界でしょうか?
しかし、ポストが宗教的な飾りとは・・・
もしかして、私たち現代人が大昔の遺物に対して想像していることも的外れだったりするのかも・・・
■雪の夜
え、息子さんは実在しているのです・・・?
いや、当の昔に亡くなったという話ですから、やっぱり幽霊・・・?
これはぞっとするお話・・・
■処方
これはちょっとふふってなりましたw
奥さんは読書によってトランス状態にはいれるのですね!
ただ、その度合いがちょっと強くて抜け出せないようですが・・・
早く乱丁のない本を渡してあげてほしいです・・・
■友を失った夜
これは特に皮肉もないお話だったような・・・?
ゾウが完全に絶滅してしまうお話ですよね?
ゾウの個体数が減ってきたけど、人間の問題の方が重要だったから手を打つのが遅れたって件がもしかして、皮肉だった・・・?
■乾燥時代
うーん、便利すぎる世の中も考え物なのかも・・・
確かにお酒って色々な問題を引き起こしがちですが、完全に禁止というのも・・・
というのはお酒が好きな人の言い分かな?
お酒の被害にあった人は是非禁止にしてほしいって考えるかも!
■白昼の襲撃
そううまくはいかないものですね?
あ、あの襲撃で死んでいたらどうなってしまうのでしょうか・・・
死体だけ現代に戻される?
あ・・・これは完全犯罪になり得る・・・
■宇宙のネロ
娯楽を求めて暴れまわる・・・
高い技術力を持つと行きつく先は娯楽になるのです?
んー、極限まで楽をできるようになるとエンターテインメントを求めるようになるのかも・・・
■オアシス
すごい短いお話でしたが、うまいと思ました!
確かに水だけだと着陸できないですよね!
んー、完全に水だけだったのかな?
中心部にちょっとくらい足場があったりとか・・・
■宇宙の指導員
援助しに行ったのに利用されるとは・・・
善意の行動でもそれを利用されることがあるっていう教訓?
あ、結局捕まっていた指導員は助け出されたのでしょうか・・・
今回もかなり楽しめました!
大人も子供も楽しめる作品ですね!