折れた竜骨 上
米澤穂信
なんだかすごいわくわくする作品です!
以下、ネタバレを含んでおります!
結局誰が犯人なのでしょうか?
まだ誰も白だと判明していない状態ですよね?
でも、小ソロンに渡る道が現れることを知っていた人物が犯人?
それってかなり限られるんですよね・・・?
容疑者の中でそれを知っていた人と言ったら・・・
まさかアミーナ?
うーん、アミーナなら容易にお父様を殺せますよね・・・
7日間だけ現れる道の件は偽装工作、トーステンが消えたのもアミーナなら可能ですし、まさか・・・
ああ、本当にアミーナならそんなのつらすぎます・・・
せめてアミーナが白だという証拠が見つかれば・・・
魔術のある世界なのに、ミステリー。
なんだか不思議です!
魔術なら何でもできそうな気がしますが、魔術にもできることに限りがあったり手順や条件があったりと万能ではない様子?
実際に殺した犯人に記憶がないというのが面白い設定ですよね!
コンラートは盗人ですか・・・
アミーナはどうしますかね?
すぐに告発する?
まだ白だと判明していませんからもう少し様子を見るかな?
折れた竜骨ってなんでしょう・・・?
作中には全然登場しないワードでしたよね?
もしかして、魔術の一種でしょうか?
仮にそうだしたら題名にもなるほどですから、物語の鍵となる魔術ですよね?
どんな魔術かな?
暗殺騎士を討つための魔術とか?
続きが気になるところで終わっちゃいましたね!
トーステンはどうして消えちゃったのでしょうか・・・
自力・・・じゃないですよね、きっと・・・
それなら最初から脱獄しているでしょうし、他の人?
アミーナなら牢の鍵を開けるのも可能かもしれませんが、メリットがない?
いや、ファルクたちがいなかったら暗殺騎士の仕業だとは気付けなくて、逃げ出したデーン人が犯人だと考えるかもしれない・・・
他には外から魔術で開けたとか?
スワイドは魔術師でしたよね?
どんなタイプの魔術を扱えるかわかりませんが、ちょっと怪しげ?
あとロスエアなら館から鍵を持ち出せたかな?
あ、そもそもトーステンがいなくなったことと、お父様が殺されたことが直接関係しているとは限りませんよね・・・
偶然発生してしまった別の事件の可能性も・・・
ん、トーステンがいた牢の鍵って誰が管理しているものなのでしょうか?
館にいる人なら管理している場所を知っている可能性はありますが、実際に管理している人って館の主人とかじゃなくて、そこで働いている人なんじゃないかな?
仮にそうだとして、アミーナが鍵を持ち出そうとしたら、誰かしらに声をかけようとするでしょうし、トーステンがいなくなった件に関して、アミーナは関係ないかも?
あ、トーステンの脱獄にはデーン人が関係しているのでしょうか?
傭兵の誰かが実はデーン人という可能性も・・
作中の誰かはデーン人を見たことがあるのかな?
市長あたりは知っていそうな気もしますが、存在を知っていても直接見たとは限りませんよね・・・
それかデーン人は他の人と区別がつかない?
唇の色が悪いとアミーナは言っていましたが、それがデーン人の特徴かトーステンの特徴かわかりませんね・・・
情報が不足している・・・
そういえば、お父様が作戦室で待っていた相手って?
お客さんとして扱う相手ですから、アミーナやロスエア、エイブは違いますよね?
そして、イーヴォルドも違う。
残りはコンラート、イテル、ハール、スワイドの4人。
コンラートは違う気がする・・・
お父様がコンラートのことを盗人だと知らなかったとしても、お客さんとして夜に呼び出すか微妙そう・・・
あ、それに、盗人の蠟燭を使っていたんですもんね?
自分から消すことは厳しいそうですから違うかも?
イテルも違う気がする・・・
元羊飼い。お父様が犯罪者以外を粗雑に扱うとは思いませんが、見栄を張る相手ではない気がする・・・
残りはハールとスワイドですけど、どっちもあやしい・・・
スワイドは低身長でしたから、ファルクたちの実験の結果からして殺人犯ではなさそうな気がしますが、魔術が使えるんですよね・・・
ハールは言葉が通じないようでしたが、あまり事情を聴かずにお父様は傭兵として雇いそうでしたよね?
お父様は粗略に扱うなとも言っていましたし、わんちゃんハールかも?
どんな風に終わるのか楽しみです!