憂国のモリアーティ MORIARTY THE PATRIOT 8
原案/コナン・ドイル(「シャーロック・ホームズ」シリーズ)
構成/竹内良輔
漫画/三好輝
原作だとあんまり絡みがなかったような気もしますが、この作品だとホームズとモリアーティ教授が仲良し!
こういうのもいいですね!
以下、ネタバレを含んだ感想となります!
表紙のマイクロフトがかっこいいです!
スーツがすごい似合ってます!
結構好きなキャラクターなのでもっと登場してくれないかな・・・?
ホームズは割とウィリアムのことを疑っている?
じゃなきゃ、わざわざ遠出してまでウィリアムの声を聴きにいかないですもんね?
実際ホームズがあの時あった犯罪卿はアルバートですから違って当たり前・・・
もしかしてこれも見越してあの時アルバートに犯罪卿を名乗らせたのかな・・・?
もしそこまで考えていたらウィリアムはすごい策士です!
ジャックザリッパー事件で黒く描かれていた人物はチャールズ・オーガスタス・ミルヴァ―トンでした!
でも、どなたでしたっけ・・・?
と思って調べてみたら原作に登場していた恐喝王でした!
そういえば、そのような方がいましたね!
ふむ、恐喝王がジャックザリッパーの事件にかかわっていたのです?
何かゆすりのネタを探していたのかな?
ウィリアムがミルヴァ―トンに見られるような失敗を犯すようには思えませんから、実はわざと見せたということもあり得る・・・?
パターソンが内通者でしたか!
出来る男って感じですね!
そして最終的にCID主任警部の座を手に入れたわけですが、これが狙いだったのかな・・・?
でも、ウィリアム達に加担しているわけですからまるっきり悪い人ってわけでもなさそう!
パターソンがCID主任警部になったことによってウィリアム達はいろいろと動きやすくなったのかな?
犯罪卿は抜かりない・・・
ホームズもウィリアムの手のひらの上で踊らされているようですが、原作の主人公として何かやらかしてくれるのかな?
ウィリアムも驚くようなことをしでかしてくれたらちょっと嬉しい!
原作を読んだ状態でこの作品を読むと原作の主人公であるホームズとこの作品の主人公であるウィリアムのどっちも応援したくなりますね・・・