人事ガチャの秘密 配属・異動・昇進のからくり 藤井薫 感想

人事ガチャの秘密 配属・異動・昇進のからくり
藤井薫

秘密って聞くとわくわくしますね!

若手に関しては方針をしっかり決めていても、ベテランに関してはそうでもない会社が結構多い?
若手はいろんな可能性がありますけど、ベテランはもうそれぞれの方向性が決まっているから個々人に対応した人事を適用する?
さらには、各部門の兼ね合いとかもあってさらに複雑に・・・

各部門と人事部との関係に強弱があって、それによりどういう異動になるかも変わるんだとか・・・
まずは自分の会社がどういう感じか確認するところから始まる?
それにより自分がどういう評価をされているかわかりそうですね!

そっか、抱え込みとかありますよね。
優秀な人材は他部門に渡したくない。
いろんな経験をさせてあげたい人事部と、自分の部門を強化したい各部門。
同じ会社内でも色んな思惑が交差する・・・

色んな部門へ飛ばされているからと言って期待されていないとは限らないのですね!
むしろその逆で、期待されているがゆえに色んな部門を経験させていると!
さらにその後管理職への昇進もあり得ると!
ちょっと期待しちゃいますね!

目配りされないミドルパフォーマー・・・
ハイパフォーマーは優秀が故に目を付けられて各部門で引っ張りだこ。
まだ実力が足りないか適性が違うローパフォーマーは各部門を回される。
ちょうど中間に位置していることから目立たない存在に・・・
かと言って、ローパフォーマーになるわけにもいかず・・・
どうしたらいいのでしょうか?
努力を続けてハイパフォーマーになるしかない?
いや、このままひっそりとしていたい場合、現状維持を目指す?

役職定年制。
これは難しい所です・・・
世代交代をしないと新しい空気が入りづらいそう。
かと言って、優秀な人材を役職定年だからって無理に降ろすのももったいない気がする。
うーん、悩ましい・・・

役員候補はかなり早い段階から目を付けられるのですね!
でも、これってピグマリオン効果だったりしませんかね?
目を付けられているがゆえにどんどん優秀になっていく。
そして、自分たちの目は間違いじゃなかったと思ったりもする?
もしかしたら、目をかけられなかったがゆえに見出されていない人もいる?
ううう、なんだかジレンマ・・・?

人事異動させられる側も、人事異動させる側も色々大変なのですね?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です