ペギー・スー 魔法の瞳を持つ少女 セルジュ・ブリュソロ 金子ゆきこ=訳 感想

ペギー・スー 魔法の瞳を持つ少女
セルジュ・ブリュソロ
金子ゆきこ=訳

絶望、絶望、絶望・・・

ネタバレのある感想となります・・・

絶望感が半端のない作品でした!
主人公をあそこまで追いつめるとは・・・
すごいハラハラしました!
そういう点はちょっと金庸の作品と似ているかも?

あの青い犬は元に戻ってない?
なんだかテレパシーとか超能力をまだ使える様子でしたよね?
本人(?)談ですけど、他の動物より知能が優れている的なことも言っていましたし、そのおかげで青い太陽が消えても超能力は消えなかったのかな?
青い犬が記憶も引き継いでいたら、ペギー・スーの数少ない理解者になりそうですね!
あ、名前はどうなるのでしょう・・・?
スチュアート・ウィズダム・カラザーズという、自分でつけた名前で継続?
ちょっと長いような気も・・・
でも、本人は気に入っていたようですし、ちょっと短縮はするかもですが、そのまま名前を使うのかも?

ペギー・スーに見えざる者たちのいたずらをどうにかすることはできないのでしょうか?
あれではいつまでたってもやりたい放題・・・
ダッドリーに化けた見えざる者が仕掛けた罠みたいに、いつか本当に殺されてしまうかもしれない・・・
もうちょっと何か対抗手段が欲しい所ですよね・・・
成長したら力が増すとアゼナは言っていましたから、このままいけばもしかしたら・・・

アゼナには見えざる者たちを倒すことはできないのです?
メガネの力でペギー・スーを助けることはできても直接どうにかすることはできないみたい?
うーん、アゼナは何者なのでしょうか?
味方ではあるものの、謎が多い・・・

表紙の女の子はかなり幼く見えるので小学生くらいかと思っておりましたが、ペギー・スーは14歳!
日本ならもう中学生ですよね?
んんー、まだ学校に通う歳ですから親や社会からの庇護がありますけど、このまま大人になったらペギー・スーはまともに仕事ができないんじゃないかな・・・
既に学校の授業でも妨害されている様子。
どこかに就職しても仕事の邪魔をされてそのうちクビに・・・
ペギーが大人になるころには見えざる者たちをどうにかできるようになっていると良いのですが・・・

ペギーの視力はもう回復しないのです?
あのままだとどんどん目が悪くなっちゃいますよね?
見えざる者たちの陰謀に巻き込まれて目の力を使い過ぎたらそのうち失明。
あ、見えざる者たちはそういう手を使ってペギー・スーの視力を奪うこともできますね・・・

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