シャーロック=ホームズ全集13 シャーロック=ホームズの事件簿(上)
コナン=ドイル/著
福島征実 他/訳
今回はホラーっぽかったり、犯罪とは言えない事件が多かったような?
でも、相変わらずの名推理をホームズは披露してくれました!
さすがホームズ!
以下、ネタバレです!
■マザリンの宝石(福島正実、加藤喬共訳)
本人そっくりのホームズ人形を使って犯人を出し抜くとは!
犯人たちもまさか人形が本物だとは思わなかったでしょうね・・・!
最初にわざと人形を見せておいたのが効いたのかも?
■ソア橋(常盤新平訳)
私はてっきりギブスンさんが犯人かと思っておりましたが、まさか自殺とは・・・
それほどまでにギブスンさんを愛しており、ダンバーさんを恨んでいたのですね・・・
可愛さ余って憎さ百倍?
■這う人(福島正実、加藤喬共訳)
これは狂気でした・・・
三階の窓から部屋の中をのぞく・・・?
恐ろしすぎです・・・
若返るなど自然の摂理に反することはなかなかできないということでしょうか・・・?
■吸血鬼(内田庶訳)
題名からしてちょっとホラー感?
お話を聞く限り吸血鬼っぽい感じでしたが、この事件の犯人も予想外でした!
半分血がつながっていてもジャック的には許せない存在だったのかな?
うーん、ジャックはお母さんが大好きだったのですね・・・
だからと言って赤ちゃんを殺そうとしたことが許されるわけではありませんが・・・
■三人ガリデブ(福島正実、加藤喬共訳)
人は大金が絡むとコロッと騙されちゃうのかも?
そのお話がどんなにうさん臭くても実は本当のことだったら、大金を手にできるかもしれないんですもんね!
おいしい話はあやしいという教訓?
■高名の依頼人(福島正実、加藤喬共訳)
好きになったらどうしようもない!
相手がどんなにひどい人でも、それでも良いと言えるのはある意味本当の愛なのかもしれませんが、すべてを知っているわけではないとなると話は別かな・・・?
バイオレットさんが悪い男に騙されることは避けられましたが、代わりに男性不信になったりしないかな・・・?
残すところあと1巻!
ホームズのお話もついに終わってしまうのですね!
さて、どんなお話で終わるのか・・・