シャーロック=ホームズ全集8 シャーロック=ホームズの思い出(下)
コナン=ドイル/著
大村美根子 他/訳
毎度毎度ホームズの推理力、観察力の高さには感動させられます!
物語の中の人物ですが、国民的英雄と考える方がいるのも納得です!
ドイルや訳者の方の文章が優れていることもあるのでしょうが、ホームズが実在していると思う気持ちもちょっとわかるかも!
以下、ネタバレを含ます!
■まがった男(大村美根子訳)
やっぱり悪いことをするといつか報いを受けるということでしょうか・・・
奥さんもバークレー大佐のことをだいぶ攻めていたようですね・・・
ただ死んだはずのヘンリーを見て、ショック死してしまったバークレー大佐はずっと罪を感じていたということ!
自分の罪を告白するのはなかなか勇気がいるんじゃないかな・・・
■入院患者(沢田洋太郎訳)
ふうむ、ブレシントンも昔はかなりの悪だったみたいですね!
罪を犯しただけでなく、仲間も裏切ってしまうと・・・
そりゃ、昔裏切った仲間が釈放されたと知ればおびえもしますね・・・!
因果応報?
■ギリシア語通訳
兄のマイクロフト!
そのような人物がいたのですね!
しかもシャーロック=ホームズより頭が切れると・・・!
ただ、行動力が伴っていないので有名にならなかったのかな?
犯人の方は欲に目が眩んでか、なかなかえげつないことをさせますね・・・
妹さんも兄があんなにされているのに男を選ぶとは、相当惚れ込んでいたのかな? 恋は盲目?
■海軍条約
大切な文書を失ってしまったら、そりゃ気落ちしますよね・・・
まぁ、実際は気落ちどころじゃなく病気にまでなってしまったようですが・・・
その大切な文書がずっと自宅の床下にあるとは夢にも思わないですよね!
でも、見つかってよかったです!
最後はやっぱりホームズが解決してくれる!
■最後の事件
なんて思っていたら、最後の事件なんて・・・
ライヘンバッハの滝でモリアーティ教授と一緒に落ちて死ぬと聞いておりましたが、ホームズが本当に死んでしまうのかドキドキしながら読んでおりました・・・!
ああ、残念ながら本当に落ちてしまったようです・・・
ワトスンくんはその瞬間を見てはいないものの、現場で見つかったホームズのアルペンストックとワトスンくん宛の手紙から真実をつかんだようですね!
さよなら、ホームズ・・・
と思ったら「空き家の冒険」という作品にてホームズは帰ってくるそうです!
生きててよかった・・・
やっぱりホームズは不滅?
この後のお話も楽しみです!