シャーロック=ホームズ全集7 シャーロック=ホームズの思い出(上) コナン=ドイル/著 沢田洋太郎 他/訳 感想

シャーロック=ホームズ全集7 シャーロック=ホームズの思い出(上)
コナン=ドイル/著
沢田洋太郎 他/訳

今回も面白かったです!
長編もいいけど、短編集もいいですね!
全14巻のうち7巻まで来ましたので約半分ということになります!

以下、ネタバレを含みます!

■白銀号事件(沢田洋太郎訳)
馬が絡む事件でした!
動物の行動ってどうにも読みづらいような気がしていたのですが、ホームズは推理して見事に事件を解決しましたね! すごい!
ただあとがきに書いてあったのですが、本来馬は帰巣本能があるらしく小説内の行動はとらないらしいです…
まぁ、そういうこともありますよね!

■黄色い顔(沢田洋太郎訳)
うーん、実際窓から不快な黄色い顔がのぞいていたら恐ろしい…
ちょっとゾッとしました…
でも、実際は娘を想う母の優しい気持ちのお話でしたね!
こういう心温まるお話って好きです!
ただホームズにとっては気まずい事件だったかも…
ノーバリ…

■株式仲買店員(大村美根子訳)
なんかどこかで読んだような?
と思っていたらあとがきに「赤毛連盟」に似ていると書かれていて、「あ、確かに!」と思ました!
ただ兄が捕まったと知り自殺しようとする弟、どんなに悪いことをする方でも愛する人はいるのですね…

■グロリア・スコット号(沢田洋太郎訳)
昔犯した罪を償わないと思わぬところで痛い目を見るってことなのかな?
でも、トレバー氏はだいぶ心を入れ替えたようですね!
息子にも近所の人にも好かれているようですし、すっかり善人って感じ!

■マスグレープ家の儀式(大村美根子訳)
ブラントンはなかなか悪い人なのかな?
でも20年くらいマスグレープ家に仕えているというし、ちょっと魔が差しただけなのかな?
あ、女性関係はちょっと乱れていたりするみたいだしどうなんでしょう…
暗号関係は難しくて全然わかりませんでした!
最初に見たとき、北に何歩とか書いてあったのでお宝が埋まっているのかなとは予想できましたが、それ以外はさっぱり…
そういうところもスラスラ解いちゃうホームズはやっぱりすごい!

■ライゲートの地主(大村美根子訳)
アレックはなかなか残忍ですね…
ただ一度手を染めてしまうともう引き返せないから殺そうとしたのかも?
ただあの場でホームズを殺してしまうと結局捕まってしまうような…?
ただホームズが生きていてよかったです!

今回は題名通り、ホームズが過去に解決した事件が多かったように感じます!
これは上巻ですから下巻も同じような感じになるのかな?
ワトスンくんと組む前の事件も読めていい感じでした!

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