クドリャフカの順番 Welcome to KANYA FESTA! 米澤穂信 感想

クドリャフカの順番 Welcome to KANYA FESTA!
米澤穂信

面白い!
古典部シリーズはおすすめされて読み始めた作品ですが、これは確かにおすすめする価値がある本です!

以下、ネタバレを含んだ感想となります!

続きが気になるのと、読み終わった後が気持ちいいです!
さっぱりした気持ちといいますか、すっきりって感じ?
発生するのは深刻ではない事件ばかりですし、ちょっと不思議な内容なので気軽にどんどん読み進めたくなりますね!

今回は奉太郎だけの視点じゃありませんでしたね!
♠が奉太郎
♥が千反田さん
♣が里志
♦が伊原さん
みたいですね!
あとがきにも書いてありましたが、今回奉太郎だけの視点だとほとんど部室から動きませんもんね・・・?
あと里志や千反田さん、伊原さんがいつもどんなことを考えているか分かってよかったです!
千反田さんは奉太郎のことを結構観察しているみたいですね!
奉太郎と千反田さん、二人は恋仲になったりしないかな・・・?
奉太郎は押しの強い女性にやや弱いところがあるみたいですし、千反田さんが押せばいい感じになりそうな雰囲気も・・・?

毎回奉太郎はすごい!
よく解けますよね・・・?
どういう思考回路をしているのでしょうか・・・?
本当にまるでホームズ・・・
ただ現地調査を嫌がるところを見るとマイクロフトに近いかも?

アガサクリスティーの名作もちょこっと紹介されてましたね!
里志のあげたクリスティーの超有名作は
・そして誰もいなくなった
・オリエント急行の殺人
・アクロイド殺し
・ABC殺人事件
の4つでした!
「そして誰もいなくなった」は読んでみてとても面白かったので、他の4作品も読んでみようかな・・・
あと奉太郎が「スタイルズ荘の怪事件」もも加えると言っていたのでこれも読んでみよう・・・
古典部シリーズにはちょいちょいミステリー作品が登場しますから、米澤さんもミステリーがかなり好きなのかな?

そうえいば、クドリャフカって?
作中ではロケットに乗せられて地球をぐるぐるした犬って説明がありましたが、よくわからなかった・・・
なのでまた調べてみました!

ライカ(ロシア語: Лайка、1954年 – 1957年11月3日)は、宇宙船 スプートニク2号に乗せられたメスの犬の名前。地球軌道を周回した最初の動物となった。

この犬の別名がクドリャフカらしいです!
最初にこの題名を読んだときてっきりクトゥルフ神話に出てくる神様か何かの名前だと思っておりました・・・

そして200部もあった文集が完売してよかったです!
古典部が一番売り上げを出したんじゃないかな・・・
これで古典部の名が上がりそうですね!
次巻では新規入部希望者が登場するなんてこともありそう!

ん、奉太郎のお姉さんが「夕べには骸に」を置いて行ったんですよね?
お姉さんはこの作品が重要な意味を持つことを知っていた・・・?

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