アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 小尾芙佐訳 感想

アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス
小尾芙佐訳

ううううううう

以下、ネタバレを含んだ感想となります!


すごいグッときますね!
目頭が熱くなってきます!
ああ、素晴らしい作品でした・・・
世界中で読まれている理由がわかりますね!

チャーリーがパン屋に戻った後、ジョウやギンピィがよくしてくれたのはよかった・・・
ウルってきますよね!
ちゃんと友達だったのですね!

この作品ってハッピーエンド?
それともバッドエンド・・・?
最後のシーンでチャーリー自身は幸せそうだったように思いますけど、IQが高い時のチャーリーは段々と衰えていく自分にずっと恐怖を感じていたように思います・・・
アリスも悲しい思いをしていたみたいですし、周りから見てもハッピーだったのか・・・
ひと時の幸せみたいな感じです?

でも、科学的にはよかったのかな?
IQを高める実験で得られた結果は今後役に立つ?
もっと研究が進めばいつか永久にIQを高めておけるのかもしれない・・・

高いIQは人から優しさを奪うのです?
IQが高かったころのチャーリーは段々と人を寄せ付けないような人格になっていきましたよね?
でも、また元の状態に戻ってきたら優しい気持ちを取り戻したような感じ?
人によるのでしょうか?
それともあの実験で得られたIQは別の人格を作る?
過去と今のIQがあまりに違いすぎて自分と同一人物だと思えないとか?
いや、急激な変化によるもの?
まるで今の人格が他人の体に上書きされたように感じたのかな?
もし、IQが高くなってもチャーリーが優しいままだったら何か違っていたかもしれない・・・

ずっと熱い気持ちで読めました!

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